伝統工法の再認識

暖冬の正月も終わり雪が降り始め薪ストーブの炎と暖かさが石油の値上がりのせいなのかいつもより強く感じているのは私だけかな。
柏崎で地震による被害で壊される寸前の築180年くらいはたっている伝統工法で建てられた古民家の再生にたずさわりようやく建て起こしも終わり壁の補強中で工事半ばと言うところでしょうか。床廻りは湿気で大分傷んではいましたが床廻りは全て取り替える事にしまして基礎は土間コンクリート打ちとしてポリエチレンシート捨て張りにしてありますから床からの湿気はもう無いようにしました。もう100年はもつとおもいます。
今日は越後に生きる家をつくる会主催の「原理で組み立てる木構造」の特別講習に行ってきました。全6回シリーズの1回目ですが増田一眞先生による講演は在来工法と伝統工法の違いを教えてもらいました。伝統工法の再生にたずさわる者にとっては原理を知ることでまた再認識しました。地震に遭われた伝統工法の建物は私が相談をうけた建物では傾いてはいても倒壊はしてないのです。なるほどと思うことの新伝統木造セミナーでした。今日はここまで次回書きたいと思います。
木組み引っ張り強度実験

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